遅刻常習犯の習性

ディジコンアドベントカレンダー2018、21日目の記事です。

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はじめに

あなたの周りに遅刻常習犯はいませんか?遅刻をしない人にとっては遅刻常習犯はイライラの種だと思います。しかし、遅刻常習犯も意図的に遅刻をしようと思っている人はいないはずです。遅刻常習犯の習性を知ることで遅刻を撲滅することがこの記事の目的です。

遅刻常習犯の習性

遅刻を撲滅するために遅刻常習犯の習性を知っていきましょう。

遅刻常習犯は常にギリギリを攻める

遅刻常習犯には「余裕を持った行動」という概念がありません。集合時間ぴったりを狙って集合場所にやってきます。遅刻をしない人には考えられないかもしれませんが遅刻常習犯は数分の遅れは誤差だと考えています。この考え方の違いが遅刻常習犯とそうでない人の違いです。

遅刻常習犯も遅刻しないときがある

前述の通り遅刻常習犯は余裕を持って行動しないため、逆に考えると「余裕を持たせた行動をする必要が無い」ときには遅刻をしません。余裕を持たせた行動をする必要が無いときの一番わかりやすい例が「既に目的地にいる」という場合です。例えば遅刻常習犯の大学生が講義を受けているとします。次の講義も同じ教室で行われる場合、この大学生は遅刻をしません、基本的には。これは受動的に余裕が生まれていることによって大学生本人が能動的に余裕を持たせた行動をする必要が無いからです。

遅刻を撲滅するには

遅刻常習犯の習性がわかったので実際にどうすれば遅刻を撲滅できるのか書いていきます。方針としては「余裕を持たせた行動をする必要が無い」状況を作り出すようにします。

早めの時間を伝える

少し早め時間を伝えるというのは一般的に広く使われる遅刻常習犯に対しての最も有効な対策です。10分~30分ほど早めの集合時間を設定し、ある程度の遅刻を許容できるようにします。こちらで余裕を持たせた時間を設定することで遅刻常習犯が時間ぴったりを狙ってきたとしても安心です。

遅刻させない声掛け

遅刻常習犯は遅刻に対しての罪悪感が弱いです。それに加えて早めの時間を伝えられているとわかっていると10分早めた集合時間も「10分遅れてもいいんだ」という考えで20分遅れてきます。それでは意味がないので集合時間は必ず守れというメッセージを伝える事が重要です。

最後に

残念ながら遅刻常習犯が自分の力で遅刻癖を直すことは難しいです。しかし、少しの助力で劇的に効果がある場合があります。遅刻常習犯を見つけたら要介護者だと思って介護してあげて欲しいです。また、この記事を読んだ遅刻常習犯は余裕を持った行動を心がけましょう。心がけます。