どうぶつタワーバトルに学ぶゲームを更に面白くする3つのポイント

ディジコンアドベントカレンダー、12日目記事です。

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はじめに

どうぶつタワーバトル(以下DTB)とは対戦相手と交互に動物を積み上げていくオンラインパズルゲームです。このDTBにハマってしまったので、このゲームがなぜ面白いのか自分なりに考えてみました。以下の3つについて書いていきます。

1, 操作技術と運
2, 短期目標の設定
3, 他人との競争要素

他にも個性的なグラフィックや素早いマッチングなどの面白さに繋がる要素が色々あるのですが、この記事では触れません。

1, 操作技術と運

DTBは勝敗を決める要素である操作技術と運のバランスが絶妙です。操作技術とはプレイヤースキルの事であり、一般的に操作技術が高いプレイヤーがレートが高いプレイヤーです。また、運とは操作技術が介入しないが勝敗に影響する要素のことです。この操作技術と運のバランスはとても重要で対戦するプレイヤー同士の間に実力に差がある場合、操作技術の比重が大きいと下手なプレイヤーは一切勝てず、運の比重が大きいと所謂”運ゲー”になってしまいます。DTBはこのバランスが素晴らしく、下手なプレイヤーでも上手いプレイヤーに勝てる”かも"しれないという絶妙なさじ加減になっています。

2, 短期目標の設定

DTBではプレイヤーは段階的に3つの目標を目指す事になります。一番大きな目標、長期目標はレートを上げる事です。プレイヤーはランキング1位を目指します。しかし、それは多くのプレイヤーにとって遠すぎる目標です。遠すぎる目標はモチベーションの低下を招きます。そこでDTBでは連続で勝った回数、連勝回数を表示することでこの問題を解決しています。これが短期目標です。この連勝回数の表示によってレートに関係なく全てのプレイヤーが飽きることなくゲームを楽しむことができます。

3, 他人との競争要素

"他人に勝つ"というのはとても気分が良いものです。それは一人プレイのみのゲームでは決して味わえない感情です。オンライン対戦をしてレートを上げていくゲームであるDTBは特にこの"他人に勝つ"を手軽に体験できるツールになっています。

終わりに

ここで書いたのはあくまで私の考えですので正確で無い部分が多くあると思います。「こういうのもあるのか」と思ってもらえると幸いです。この3つのポイントを意識してゲームを作ると更にクオリティが上がると思います。

以上、"どうぶつタワーバトルに学ぶゲームを更に面白くする3つのポイント"でした。どうぶつタワーバトル、めっちゃ面白いんで皆さんやりましょう。